
桜も咲き、めっきり春らしくなってきました‼
春は、気持ちがうきうきして、恋愛や習い事、おしゃれに旅行といろいろなことに挑戦したくなる楽しみな季節ですね。
ところがこの季節、楽しい思いとは裏腹に、お肌の調子がすぐれないという方が増えています。
それは、季節の変わり目ならではの環境変化にさらされることや、紫外線を浴びることによって起こる乾燥やダメージが大きく関係しています。
紫外線は3月頃から急激に強くなりはじめ、5~7月にかけてピークを迎えます。
最近では、一年中UV対策をするのが常識となってはいるものの、陽があまり強くないこの時期はついつい紫外線に対して油断をしてしまいがちです。
後々、シミやそばかす、しわやたるみを引き起こさないよう、今のうちからしっかりとUV対策をして美肌を守りましょう。
紫外線とは?
聞かれると、知っているようで意外と知らないことが多い紫外線。
ここでは、紫外線についてご紹介しています。
紫外線の種類は?
紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類があり、「UV-A」と「UV-B」は地上に到達しますが、「UV-C」はオゾン層で吸収されてしまうため地上には到達しません。
紫外線のお肌への影響は?
「UV-A」は紫外線の約95%を占め、雲や窓ガラスを通過して真皮まで届き、コラーゲンなどを破壊して肌の老化を早め、 対策をせずに長期的に浴びるとシワやたるみを引き起こします。
「UV-B」は雲や窓ガラスは通過せず、赤くなってヒリヒリする炎症を引き起こします。
日焼け後にメラニンを増加させて、シミやそばかすの原因になるだけでなく角層の保湿力を低下させるため、肌のカサつきやキメの乱れなどの悪影響をもたらします。
環境変化が大きい春の肌は乾燥しやすく、外的刺激から守ったり、肌内部の水分蒸発を防ぐといった2つのバリア機能が弱くなるため、UV対策とともに正しい保湿が必要です。
日焼け止めのSPFとPAって何?
・「SPF」:(Sun Protection Factor)の略
シミの原因となるUV-Bの防止効果を表し、何もつけていない時と比べてUV-Bが何倍防げるかを表します。
【例】 「SPF25」の場合
何もつけないで紫外線を浴びた時に肌が赤くなり始める量の25倍の量まで紫外線を浴びないと赤くならない」という意味になります。
・「PA」:(Protection Grade of UV-A)の略
しわの原因となるUV-Aの防止効果を表し、「PA+:防止効果がある」「PA++:防止効果がかなりある」「PA+++:防止効果が非常にある」という意味になります。
どちらも基本的に「SPF値」や「+表示」が高いほど、紫外線防止効果が高いことを示しています。
SPFの選び方
ベランダや庭で洗濯物を干す時、散歩、近所での買い物など日常生活の外出時
屋外での軽いスポーツ・レジャーなど、比較的長時間太陽の下で活動する場合
夏場やリゾートでのスポーツ、炎天下でのレジャーなど、長時間強い紫外線にさらされる場合
以上はあくまで目安ですので、ご自身の肌質やシーンを考えて選択することが大切です。
日焼け止めの成分・特徴
紫外線防止剤には「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」という2つのタイプがあります。
これらの防止剤は、製品によってどちらか一方、もしくは両方が含まれています。
紫外線吸収剤:肌に浴びた紫外線を一度吸収し熱エネルギーに変えて放出させます。
紫外線散乱剤:クリームや2層タイプに使われている紫外線防止剤で、紫外線を反射させることで紫外線を防止します。
しかし、紫外線散乱剤自体が紛体であることが多く、使用した際に白うきしやすいという欠点があります。
乾燥肌・敏感肌向け日焼け止めの選び方
乾燥肌・敏感肌日焼け止めがつけられないという方は、低刺激で肌への影響が少ない紫外線散乱剤を使用したもので、無香料・無着色・アルコールフリーと言った、肌にやさしいタイプの日焼け止めをおすすめします。
また、乾燥性敏感肌の方は、保湿成分が配合されている、潤いを補うタイプのものもよいでしょう。
乾燥肌・敏感肌におすすめの日焼け止め
乾燥肌・敏感肌でお悩みの方に、管理人自ら使用していて、おすすめの日焼け止めを2種類ご紹介します。
1つめは、無添加工房OKADAの「岡田UVミルク」。
楽天で日焼け止め売上げランキング1位に輝いたことのある商品です。
キャッチ通り「美容液のような」日焼け止めです。
>>敏感肌におすすめの日焼け止め「ひにまけぬ」についてはこちら<<
おしまいに
日焼け止めというと、安価なものから高価なものまでさまざまです。
ついつい値段で選んでしまいがちですが、テクスチャーもお肌への刺激も成分ですら商品によって異なります。
敏感肌や乾燥肌には、自分のお肌に適した日焼け止めを使うことが大切で、日焼け止めが今後のお肌の状態を左右すると言っても過言ではありません。
化粧水と同様、手を抜くことなく吟味をし、商品を試し、自分にぴったりな日焼け止めを選んでください。