
寒い冬がやってきました。
風邪ウイルスは、冬の気温が低くて乾燥した環境を好むため冬に活性化します。
また、空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜も乾燥しウイルスの侵入を防ぎにくくなるため、冬に風邪をひく人が増えるのもこのためです。
気をつけてはいても、ストレスや生活習慣の乱れから免疫力が落ちると、ある時ふと「ぞくぞく」っとすることがあります。
「風邪かな」と思いながらも、忙しさにかまけて放っておき、気づいたら重症化してたなんてことも。
そうなる前に、「ぞくぞく」っとした段階で手を打っておきたいですよね!
そんな時に、ぜひ試してみてほしいのが、みなさんよくご存じの「生姜湯」。
体を温めるとして有名な生姜を煮出して、はちみつか黒糖を入れて暖かいうちにいただくだけの簡単な飲み物なのですが、風邪の初期にとても効果があるんです。
私は、生姜湯で何度も風邪をこじらせずにすみました。
有名な風邪を引いた時用の栄養ドリンクにも、有効成分として生姜(ショウキョウエキス)が配合されています。
最近では、インスタントの生姜湯も出回っていて、煮出す手間も省け、忙しい朝やオフィスでも手軽に飲むことができるのでとても便利です。
ただ、おいしくするために白砂糖が入っていたり、体を温める辛み成分が弱いものもあるので、できれば自分できちんと煮出したものか、黒砂糖が使用されたものを飲むのがおすすめです。
ホットジンジャーの作り方
①生姜を好みの量すりおろします。生姜の量は好みで加減しますが、辛み成分が身体を暖め血行を促進するので、飲んだ時に少しぴりぴりするくらいの方がおすすめです。
②人数分のお湯を沸かし、その中に生姜の擂りおろしたものを入れます。
③お湯が黄色く変わるくらいまでじっくり煮出したら、火を止める寸前にはちみつか黒糖を入れて溶かし火を止めます。
甘さは好みで調整すればOKです。
冷めると味が変わるので、温かいうちにいただきましょう。
飲んでしばらくすると、体の芯からぽかぽかしてくるのがわかりますよ。
その他、体を温める効果のある紅茶と生姜で作った生姜紅茶もおすすめです!
ジンジャーティ(生姜紅茶)の作り方
①生姜を好みの量すりおろします。
②上記の要領でつくった生姜湯に、紅茶のティーバッグを入れてしばらくむらします。
③ティーバッグを取り出したら、はちみつか黒糖を好みの分量入れて溶かし温かいうちにいただきます。
紅茶も生姜も体を温める食材なので、飲めばぽっかぽかに!
体を温めると、血行がよくなって、肌の細胞に栄養や酸素、水分の供給がよくなり、うるおいのある、くすみのない若々しい肌を保つこともできますよ。
まとめ
生姜湯を毎朝いただくようになってから、いつも重ね着をしていたユニクロのヒートテックが1枚ですむようになりました。
余談ですが、体温が低いとがん細胞が活性化し、がんになりやすいといいますね。
がん細胞は体の中で、毎日生まれ、免疫により消えていっているそうです。
特に女性は、体が冷えると肌荒れや肩こり、生理痛、便秘などなど、不快な症状が起こりやすいものです。
使い捨てカイロなどを上手に利用するのに加えて、ホットジンジャーで体の中から暖めれば、体はぽかぽか、病気になりにくい体に。
体が冷えて困るなら、ぜひ一度試してみてください。
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